STAND BY ME

Thursday, July 17, 2014

 

映画"STAND BY ME"を観たのは確か小学6年の時。

 

母親の趣味で幼い頃から家では毎日ロカビリーやオールディーズ音楽が流れていた。

 

ソレがカッコイイとか好きとか言う以前に、音楽=ロックンロールという環境だったので劇中でオールディーズ音楽が使われているSTAND BY MEを初めて観た時もすんなりと入り込めた。

 

しかし今までは音楽として耳から入って来ていたモノが映像として視覚で感じられたコトが何より嬉しかった。

 

更には登場人物がその時の自分と同い年だったコトにも強い衝撃を受けた。

 

 

当時、近所にあった空き家の倉庫に勝手に椅子やテーブルを持ち込み仲間達との基地にしていたのだが、ミンナこの映画に感化されすぐに同じ様なコトをし始めた。

 

オキシドールで髪の毛を脱色し、首にはドッグタグをぶら下げ、ボーイスカウトで使っていたバックパックを背負い、祖父から拝借したコームを持ち歩いた。

 

自分達と同い年という設定のクリス、テディ、ゴーディー、バーンを観て子供なりに何か焦りのようなモノを感じていたんだと思う。

 

憧れの古き良きアメリカを同い年のヤツらが体験し体現しているのを観て悔しさに似た感覚にもなった。

 

馬鹿げた話だけど、この頃のオレは生まれる国を間違えたと本気で思っていたほどアメリカという国へ強い憧れを抱いていた。

 

 

映画の真似をしてエアーガンを持ち仲間と京浜急行の線路沿いを歩いた。

 

行き着いた先はロイヤルリバーでは無く多摩川。

 

映画だと2日掛かりの大冒険だが、オレの住んでいた場所から多摩川まではユックリ歩いたとしてもせいぜい3時間もあれば着いてしまう。

 

 

ただ、何かをしなくては、何処かに行かなくてはいけない気がしていたんだと思う。

 

映画のように死体を探しに行ったわけでもなければ、多摩川に行きたかったわけでも無い。

 

 

もしかしたら。

 

このままずっと歩いて行けば、アメリカに着くんじゃないかと思っていたような気がする。

 

 

 

あの時から何度この映画を観ただろう。

 

字幕が無くてもオリジナルの和訳が付けられる程には観た。

 

10代の後半、友達とルームシェアをしていた時も時間さえあれば観ていた。

 

初めてのタトゥーは割り箸に待針を付けた自作の道具に習字用の墨汁で友達と彫りあったお粗末なモノだったが、コレも映画の中でエース達がカミソリの刃でやっていたのを真似したモノだった。

 

免許を取り初めて買った車は1964年型フォード、当然のようにステレオデッキからはオールディーズ音楽が流れていた。

 

 

 

確かめたい時、迷った時、暇な時、コトある毎にこの映画を観てきた。

 

 

今新しいコトを始める時。

 

先日久しぶりにこの映画を観た。

 

 

あの時衝撃を受け憧れた世界が、まだそこには在った。

 

趣味も増え聴く音楽も広がりそれなりに色々なコトを吸収してきたつもりだけど

 

自分の中の根柢に在るモノ、好きなモノが変わっていなくてなんだか安心した。

 

 

今回もまた背中を押してもらえた気がする。

 

 

次はいつ観るのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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